王子界隈

HRS-21012006-06-05

日曜日に北区王子界隈に行って見た。
まずは王子稲荷。王子駅から一本道だがそれなりに歩く。
ここは関東稲荷の総本山のようなところ。結構立派。願掛け岩と狐穴があり自由に見れる。とはいうものの、願掛け岩には「蜂に注意」の張り紙が示すとおり、蜂が凄い。岩の後ろに巣でもできてんじゃねえかというくらい。あれにめげずに岩の前までいって願い事できるくらいの根性があればそりゃかなうだろう。
稲荷総社だけありこの神社には大晦日に関東中のお稲荷さんがやってきて、初詣をするという言い伝えがある。そのため、大晦日になると狐の扮装をして行列をするというイベントがあるらしい。機会があれば見てみたい。
しかしちょっと気になることがある。そんなお稲荷さんに超ゆかりのあるこの神社、犬飼ってんだよね。いや、別にいいんだけどさ、お狐様逃げちゃわねえ?
その後一旦駅の方に戻り今度は王子権現へ。境内に毛塚がある。人毛協会とやらの名前が見える。鬘なのだろうが妙に生々しい。人毛。
音無川を渡り飛鳥山公園に行く。日曜ということもあり家族連れが多い、多い。敷地内の渋沢栄一記念館の前に立っている渋沢老の像が結構なインパクト。顔だけなんだもん。胴体全部とは言わないがせめて肩くらいは作ったほうが・・・。
金がかかる気配なので記念館には入らず、その目の前にある旧渋沢庭園をぶらつく。説明書きによると嘗ては筑波山が見えたらしいのだが、一体いつのことだろう。同居人に筑波山の方向を聞かれる。いくら私が茨城出身だからといえ、流石に解らん。
来た道を引き返すのも詰まらんと言う事で西ヶ原駅を目指すことにする。地図はなし。なんとなく入って来た入り口と真逆の方向に行ってみる。すると何か駅につながってそうな道があったのでとりあえず行ってみる(かつて西ヶ原は旧古河庭園に行く時に降りている。大きい道沿いなのでわかりやすい)。
途中一里塚の付近に鳥居を発見。通りから奥まったところに神社がある。七社神社とのこと。孔子像、孟子像といった珍しいものがある。それよりなにより珍しいのが茅輪。6月になると境内に置かれるらしく、良い体験ということでくぐってみる。丁寧なことにくぐり方まで解説してあるし。(↓参照)

思っていた以上に見所のある地域だった。