ここ数日でダン・シモンズの「ハイペリオン」4部作の一気読みを行った。遥か未来が舞台のSFだが、カトリックや仏教などの主だった宗教は(微妙に歪んだ形だったりするが)一応残っている。最終作である「エンディミオンの覚醒」の下巻で主人公が手当たり次第神に祈るシーンがある。

ああ、イエスの神よ、モーセの神よ、アッラーよ、慈悲深きブッダよ、ゼウスよ、ミュアよ、エルヴィスよ、キリストよ・・・

ちゃっかりエルヴィスが混じってる・・・。キングはゴッドになったのか・・・。
その部分を読んでから間もなく、なんとなくテレビをつけたら日曜洋画劇場でMIBがやっていた。その中でトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが「エルヴィスは死んだんだ」、「故郷の星に帰っただけだ」という会話をしていた。やはり彼は偉大だ。