明治大学博物館

12月〜2月は寒いので基本的に外に出ません。
出るとしたら電車で10分以内の近場オンリー。
ということで、御茶ノ水の明大大学内にある博物館に行ってきた。
目当ては刑事部門の展示物。
問題は祝日に空いてるの?という点。
ホームページを見る限りでは基本的には夏季休業期間(お盆)と冬季休業期間(年末年始)以外の休みの記載はない。
なら大丈夫かとも思うのだが、自分の母校が祝日はきっかり閉まっていたこともあり不安。
まあ、地方大学の学内施設と都内私大で一般公開されている施設とでは違うのかもしれないし。
ということで不安半分で出発。まあ閉まってたら御茶ノ水界隈で買い物する方向にシフトすることも可能だし。
結論からすると空いていた。ただ大学そのものは休みモードなのでひと気はないですが。
博物館は大学地下にあり、2フロア構造。目当ては下位フロアだが貧乏性のため、順に全部見て回る。
上位フロアでは明大の歴史に関係するものが中心。といっても堅苦しいものだけではなく、学生寮の備品や出身有名人の使用物(古賀政男の楽器とか)などもある。
面白かったのはマージャン店経営の願書。近所でマージャン店をやりたいのだが、大学の許可が必要なので許可くださいという内容の願書が展示されていた。
また、六大学野球の資料などもあり、そこのメンバー表の中に同居人が「三宅宅三」という名前を発見。
回文じゃんと笑っていたのだが、プロ野球選手だったんですね。
下位のフロアは刑事部門と考古学部門に大別されている。
目当てである刑事部門に展示されている拷問器具のレプリカを見学。
ギロチンや鉄の処女のレプリカや絞首台の模型など珍しいものがたくさん。
江戸時代の犯罪者への刺青の解説や十手、呼子などの小品も楽しい。
考古学フロアは出土品中心のため、門外漢には少し厳しい。
ただ、埴輪はぼーと顔を見つめていると結構怖いね。これは発見だった。
規模は小さいながらも結構面白いところだった。無料だし。まあ遠方からわざわざ来るようなところでもないけれど。
帰りに書泉によって本を購入する。しばらくぶりに来たら店内のレイアウトが大きく変わっていて違和感あり。
古本屋なども同様で、微妙に寂しくも或る。
良く考えると中学生くらいから来ているところなので、もう20年くらいになるのか。
そりゃ変わらんほうがおかしいか。