「恐竜100万年」

恐竜100万年」を見る。製作会社のテロップを見てハマーフィルムがからんでいることを知る。
とりあえず人間と恐竜がともに生息しているという時点で抵抗がある人は見ないほうがいい。娯楽映画にもとことん現実性を求める人には絶対に向かない。最もそんな極端な人はそうはいないだろうが。
一応ストーリーはあるのだが(所属している集団を追われた男の返り咲き)どうでもいい。ただただ露出の多いおっさん、ねえちゃんたちが暴れ、逃げ回るのを楽しむ映画。キングコングのある部分だけを抽出してきた感じか。露出が多いといってもパッケージのラクウェル・ウェルチ(美人です)の写真が限界だが。それ以上のものを期待してはいけない。亀といい蜘蛛といい単にでかくすりゃいいってもんでもないと思うのだが。ただ恐竜同士の格闘などは感心した。
すがすがしいくらい見た後に何も残らなかった。時間を潰すために見たのだが100%期待にこたえてくれた。多分来月くらいには見たことすら憶えてないのではないか。