K倉先生はお元気だろうか

校長が幻聴を聞いたすえにガキを逆さづりにしたと(http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050819k0000m040029000c.html)。まあ、私は自分が子供のころから周りの子供は全く信用出来ないということを学んできたので、「校長のアホが泣かしよった」というのが幻聴なのか、子供たちが口裏を合わせているのかは微妙だなと思ってしまうのだが。しかしこの校長自ら「アホ」としか言いようの無い行動をしているのは確かだな。
以前柔道部で体罰の末生徒が亡くなった事件があった。死亡原因は結局熱中症だったはずだが、その体罰が確か「腹をける」だったように記憶している。んで、今回は「足を引っ掛け押し倒し、顔を押さえつけ、足首をつかんで逆さにした」だろ。体罰を肯定する気は毛頭ないが、現場には現場の言い分があるのも確かだとは思う。だがそれにしたってやり方ってもんがあるんじゃないんだろうかと思う。ケツひっぱたくとか、ほっぺにびんたとかの伝統的なやり方じゃあ駄目なんだろうか。
ちなみに私は中学一年の時、担任教師の幻聴が原因で顔面殴られたことがある。まあ普段の素行があまりよろしくなかったというのはあるのだが(サボリの常習犯だった)。
あの時は一瞬パニックになってなんの反論も出来なかった。何せ訳がわからんからな。教壇の前で顔合わせた瞬間訳のわからないこと怒鳴りながら殴りかかって来るんだもん。事態を把握することがまず出来ない。というか何度も何度も殴りつけてくるので何か考えるどころではない。殴り終わった後はこっちに何か言う間も与えず去っていくし。
つうかその先生で思い出すことといったら暴力関係しかないんだが。
体育教師だったのだが、柔道の授業のとき、嫌がる生徒を無理やり肩車をし(柔道技のね)、あばれるその生徒を笑顔で思いっきり畳にたたきつけたことがあったな。生徒は骨折したため学校側に隠しておけずちょっと問題になった記憶があるぞ。
これは私が悪いのだが、柔道で相手を投げた後は相手の痛みを軽減するために少し引き上げてやれとまず教わった。その後投げの練習に入るのだが、組んだ相手がだいっ嫌いな奴だったので背負い投げで思いっきりたたきつけてやった。相手うずくまっちゃって、それでえらいこと怒られたな。またその怒り方というのが、「どれだけ痛いか体感してみろ」といわんばかりに俺に同じことするのよ。ただ今思うと対して痛くなかったので加減はしていたんだろうな、その人なりに。単に俺が嫌いな相手に嫌がらせして気分がよくなっていたので痛くなかった可能性もゼロではないが。
ちなみにその先生が好んでする雑談というのが、対立している不良同士を校庭で思いっきり殴り合いをさせて和解させたというもの。自分では教師生命を賭けたんだばりの自慢らしいが、正直気持ち悪いとしか思わんかったな。今でもどうもそういう価値観はわからん。
関係ないが、その私の卒業した中学は確か2年くらい前に体罰問題でニュースになったはず。もっとも私の知っている教師はもう誰もいないはずだが。