探偵小説突撃隊

戦前に短編の名手として活躍し、乱歩らに将来を期待されつつも戦地で没した大阪圭吉のエッセイに「探偵小説突撃隊」という小品がある。「隊規」のパロディのようなもので、探偵小説を愛するものの心得のようなものを並べている。
その末尾に、「本隊隊員ノ合言葉」としてこのようなものが掲げられている

能率増進!

今も昔もというところだろうか。