結構古いのだな

内田百輭の「沙書帳」(「忙中謝客」収録)のなかに次のような描写がある。家のとなりの小学校の子供たちを描いたものだ。

あーらら、こららと騒ぎ始める。きっと滑り台を逆に登って行く仲間がいるのだろう。いーけないんだ、いけないんだ。せんせにゆってやろ

大体50年くらい前には既に存在していた言い回しなのだな。一体いつごろから使われているのだろうか。