山田風太郎「戦中派復興日記」

上野の図書館での以下の記述に大笑い(P104)

支那夫人纏足の起源について」も借りようとしたがない。目下貸出中だと係員いう、うそにきまっている。こんな本をそう誰が借り出してよむものか。

確かに図書館に行くとたまに、この本を今読もうとしている人間が他にもいるとは・・・というような経験をするからなあ。まあ先に借りている人も予約いれている俺を同じように思うんだろうが。