ハリポタの新刊がまた買い切り制だという記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060518-00000002-fsi-bus_all

書店に並ぶ本の大半は「委託制」と呼ぶ販売形態。「売れ残っても出版社に返品すれば代金はそのまま戻ってくる」というルールだ。しかし、「ハリー・ポッター」は第四作以降、仕入れた分の5%を除いて返品できない。仕入れが二十部未満の場合はすべて返品不可だ。

角川文庫から最近出たダヴィンチコードも確か同じだよな。そっちはともかくハリポタは過去作の売り上げから仕入れ数を見積もれるからそう悲惨なことにはならないだろうが。
とはいえ返品できず死蔵在庫となっても再販制の縛りで値引きして売れないしなあ。経営努力もくそもねえよなあ。再販制の価格統制って返品前提としないと小売店の保護どころか圧迫にしかならないでしょう。
余っても置き場にこまるだろうしねえ。大型書店はともかくとして中小店だと在庫用のスペースも限られてるだろうし(本屋とか行くとたまに陳列してある本棚の下部にある引き出しから本を棚に補充しているとことか見ません?)。あおり食らって返品された出版社とかあるんだろうか。