日光に行ってきた2

HRS-21012007-09-10

昨日のニコルソン似の猿は将来を考えている姿をあらわしているらしい。忘れないように書いておく。
起床後支度を整えて朝食。やはりこの宿はご飯がおいしい。
チェックアウトして華厳の滝に向かう。雨が降ったり止んだりの微妙な天気。非常にやな予感。
10分ほど歩いて目的地に到着。見渡す限り靄。視界超不良。やっぱり・・・。昨日の渋滞が本当に恨めしい。しかも今は数日前の台風直撃の影響で水量がすさまじいことになっている(平時の10倍だって)。良好な視界で見たかった。
でもまあ一応エレベーターで降りていってみた。真ん中から上のほうは見えないのだがそれでも水の量と勢いがすごいのは下の部分だけでも分る。それなりには楽しめた。
その後バスに乗って今度は竜頭の滝に向かう。ガキの頃見た印象はこじんまりとした滝というものだったが、こちらも水量がすごいことになっていた。午前中ということもあってか人もあんまりおらずじっくり見れる。滝見所のとなりに社があるのを同居人がめざとく発見。除いてみると竜頭観音がまつられていた。名前からは竜の頭をしたOR竜の形をした頭物をしているというイメージだが(馬頭観音がそんな感じだし)、実際は竜にのった観音様だった。
社のわきには円空とおぼしき一木彫り(真贋は不明)があり、その反対側には上のほうに続く小道があった。
滝の上流まで続いてんじゃね?という期待と共にのぼっていく。すぐとなりを結構な勢いの滝がながれており見ているだけで面白い。が、滝見ながら階段上るのは危険だね。私と同居人それぞれ何回かこけそうになった。
中禅寺湖見たときもそうだったが湖や滝、大きな川を見るとテンションが上がるのはなぜだろう。水郷の出身だからだろうか。
結局途中で力尽きてしまい一番上までは行かなかったが(昨日東照宮界隈で何百段と階段を上り下りしているから・・・)後ろを振り返ると木々の間から中禅寺湖が見えてなかなか絶景だった。期待していなかった分かなり楽しかった。
余力がなくなったので二荒神社の中宮祠はまたの機会として予定より早いが帰路に着くことにした。
バス停二荒山神社前のアナウンスで「男体山へおのぼりのかたはこちらで云々」というのがあって急に思い出したことがあった。私は昔この山登ってるぞと。小学校の遠足で日光に来ているのだが、東照宮の記憶以外あいまいだった。だがこれがきっかけで結構細部まで思い出してきた。戦場ヶ原で昼食をとって、男体山のぼって、中禅寺湖にとまり、華厳の滝いろは坂東照宮と移動した気がする。ただ泊まった宿の名前で検索してもなにも出てこないし、観光マップにも載ってないので記憶違いか潰れたのかどっちかだろう。ちょうど今回と逆ルートだったのだな。
予定よりも3時間も早く日光駅に着いたので乗車変更の手続きを行う。席は無事とれたのだが、前の席のおっさん連中8人がやたらうるさい。しかも不快な類の。同居人が切れかかっているのが雰囲気で分りちょっと怖い。終点近くになってもってきたipod聞かしとけば良かったと気づく。おせえよ。乗り物にたたられた格好となったが、やはり寺や神社が多いところは楽しい。今後は中禅寺湖界隈メインかな。