高田町界隈

主たる目的は目白不動
名前から言って、目白駅から近いのかしらと思っていたのだが、地図を見たらそうでもなかった。
一番近そうなのは雑司ヶ谷
これ知っていたら、鬼子母神行った時にこちらにも立ち寄ったんだが。
まあ、副都心線開通のおかげで、今までの半分以下の交通費で行けるからいいか。
副都心線雑司ヶ谷駅から出る。地図は頭に叩き込んだ。
叩き込んだんだが、駅から出ると自分の位置がすぐ分からなくなる。
これどうにかならんもんかね。出口が十字路にあったりすると最悪。行き慣れた神保町ですら一瞬場所が分からなくなる。
今回は左右しか方向がないので2択。とりあえず左に進む。学習院が見えてきたらアウト。逆方向ということになる。
幸い、ちょっと行くと、目白不動のある金乗院への道しるべがあったので、それに従う。
「この坂をおりて右」とのこと。
ふーん、坂ねえと思ってその道に入っていくと、長い坂が。
近所の坂は団子坂を筆頭に、急だけど短いというタイプばかりなので、この手のゆるやかに長いのは久しぶり。
長くてきれいな坂じゃないかと思いつつ、降りる。昇る時のことは考えない。
金乗院は妙に庚申塚系のものがいっぱい。倶梨伽羅不動庚申なんかは結構なレアものでは。
不動尊はお堂の中が見えなかったので、良く分からず。
もうちょっと陽の光の無い時間帯の方が見えたかもしらん。
その後、氷川神社を目指して、歩いていたら、南蔵院という寺を発見。
円朝の怪談ゆかりらしいのだが、本堂には入れなそう。なんとなく、居心地が悪い感じだったので、すぐ出ていく。
この寺、植物が半端なく、中を見る代わりに外から周囲の植物を眺める。
同居人が変な実だの、蔦だのを見つけて喜んでいた。
その後、道をはさんだところにある氷川神社に。
高田の総鎮守との事。
まあ普通の神社やね、とお参りしていたところ、背後から走ってロリータファッションのご婦人が登場。境内をさらりと見て、走り去っていく。
その後、我々が境内を見ていたら、再度登場。今度は神社の中を突っ切っていった。
一体何だったんだろう。