2009-06-11から1日間の記事一覧

三津田信三「密室の如き籠るもの」

刀城言耶ものの初短編集。長さ的に言うと、表題作は中編で、それ以外に短編が3つ。 長さの都合上、まとわりつくような気味悪さはあまりなく、語られる怪異もどちらかというと短くて鮮やかなものが多い。そういった点では「首切」が一番良かった。また、怪異…