郷土愛・・・

岡山の中学校が扶桑社の教科書採択(http://www.sankei.co.jp/news/050729/sha017.htm)。まあ検定通ったものならどんな教科書使おうとその地域の自由だとは思うが(無論反対する人達が反対の声を上げるのも自由だろうし)。
ただ気になったのが市長の「日本に誇りを持つことで自分に自信を持つ子供たちを育てることができる。」つうコメント。個人的にはこういう規模の大きい精神論って全然ぴんとこないのだが。そういうものなのだろうか。「素晴らしき日本という国にふさわしい人間になるんだ」って思うようになるのかなあ。太っている自分が厭って子供は日本国にふさわしい体系になるべく努力するのか。う〜ん。
試しにやってみれば結果がわかるかもしれないか。
しかし自分の子供がそうなってしまうと少々困る。絶対に俺は「おとうさんは日本にふさわしくない。もっとちゃんとしてください」とか言われてしまう。それは面倒くさい。
大洗ではなんかこの件でもめてたが、そっちでもひっかかるコメントが(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000000-san-soci)。
それは「日本の歴史や伝統を愛する県民性に合っている」つうやつです。私は茨城生まれで高校まで茨城だが、そんな県民性があるって話聞いたことないんだけど。
私個人に限れば歴史的建築物は大好きだが。
しかも私は良く考えたら東京に出てきてから定期的に、自分の郷土に非常にゆかりのある歴史上の人物を祭ってある神社に詣でていることに気がつく。まあどっちかっていうと謀反人のカテゴリーに入る方だが。地元の名産将門煎餅で育った私が神田明神におまいりにいくのは必然なのかもしれない。