河出が五月に文庫で小栗の「黒死館」を出すらしい(新仮名か旧仮名かは不明だが)。国枝史郎の「纐纈城」といい、スタージョンの文庫化といい、良い仕事するなあ。
もっとも、黒死館は現在普通に読めることは読める。なにより青空文庫に入っているし。ただ、創元社は「小栗虫太郎集」に収録という形なのでアンソロジー。持ち運ぶには分厚い。
早川はポケミスなので縦長でこちらも持ち運ぶにはちょっと・・・(ちなみにこちらは現在簡単に入手できるものとしては唯一の旧仮名。良し悪しは個人の趣向次第)。
唯一文庫で出していた教養文庫は今は無く・・・という状況。
私は教養文庫のを持っているが状態が良くない(創元のアンソロジーも持っていたが同居人にあげた)。装丁が悪くなかったら買いなおそうかな。